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浅井康太
脇本雄太
木暮安由
中川誠一郎
佐藤慎太郎
小倉竜二
山内卓也
川村晃司
池田勇人
 
猪俣康一
小野俊之
 

   
チームとん豚テジ
山本直
 
原田研太朗
 

   
初日インタビュー
  1R



真鍋伸也
自力、自在の総力戦です。佐世保が終わってから、輪行袋から自転車は出していないですよ。島田君との2分戦だし、考えて走りたい。

岡田哲夫
北日本ラインで島田君の番手へ。前回の前橋は、短走路なので、二日目、最終日とバックを取った。駆ければ、ワンチャンスある走路なので。

島田茂希
自在の真鍋さんが相手なら、ボーナスステージ? いや、選手になって一度も、そう思った事はない。駆けやすいメンバーだけど、油断せずに。

大森績
真鍋君は何でも出来るから、心強いですよ。地元だし、きっちりワンツーを決めたいですね。

田村光昭
僕はラインの競走をやるだけ。四国コンビの後ろを固める。

野口誠一郎
点数は自分の方が持っているけど、原君の方が渋太い走りをやる。なので前を任せたい。

原敬次
目標不在ですか。前々から何でもやりたい。
 
  2R



佐藤健太
自力自在に何でもやる。前橋の失格はスタート直後に内から抜いてしまった。絶対、前受けの作戦なのでSを取りに行き、勢いが良すぎた。これで6月から3ヶ月、斡旋が停まる。子供も産まれたけど、まだ実感がわかないし不思議な気分。嫁(長沢彩)には感謝しているけどね。

後田康成
九州ラインで佐藤君の番手へ。チャレンジでは抜けた存在。トリッキーな選手だし、離れない様にしたい。

斉藤昌太
米倉さんに世話になっている。千葉コンビの後ろへ。

高田隼人
後輩の山川奨太は地元に取られましたか…。まあ、仕方ないか。ここは九州ラインの3番手です。

米倉剛志
武雄の初日だったけど、佐藤君と1度対戦している。お互い、やり合う感じで共倒れだった。実力は抜けているし、このメンバーなら突っ張られるかも。その辺りも考えて自力勝負。

植木貴志
まずは斉藤君の後ろへ。2場所前の松戸の決勝3着ですか。初日は単騎、準決と決勝は山田雄大君の3番手だった。

青山佐知男
前回の前橋はやりたくなかったけど、地元のところに競りに行った。ここは同県の米倉君の番手へ。
 
  3R



梁島邦友
バック数は、これでも減っているし、気にしている。今は内容を求めているので。積極的なレースをやる。

薮田貴幸
同県の梁島君とは、3、4回連係している。ワンツーはあるけど、抜いてのワンツーはない。

福田博
徹底先行の岡崎君の番手へ。梁島君が相手でも、行ってくれるでしょう。

岡崎克政
負け戦の本命だし、予選は厳しいですよ(笑)。それでも、自分のスタイルを貫きたい。

川添輝彦
3番手を回れる中四国ラインの後ろへ。あとは、流れ次第です。

吉田稔
3対3対1で、自分だけ単騎のレース。位置を決めずに先手ラインを追走する。

村上輝久
茨城コンビの後ろへ。前回の函館の二日目は競りに行った。その前の前橋も競りのレース。嫌いではないので。
 
  4R



山川奨大
師匠は合志正臣さんで、兄弟子は瓜生さん。早く、S級に行き、一緒に走りたいですね。あと、ネット競輪の中川誠一郎さんの記事は面白かったし、しおスポーツの読者でもある(笑)。早く、僕も取り上げて欲しいですね。

井上達雄
選手生命のピンチもあったけど、何とか頑張っている。東京同士の桜井君の番手へ。

菊池崇史
地元だし、良い目標を付けてもらえた。山川君の番手で千切れない様に。

岡崎哲昌
本線の3番手なのでチャンスはありそうですね。番手は菊池さんに任せて山川君の3番手です。

桜井宏樹
優勝候補の筆頭との2分戦は厳しいですね。策が見つからない。自力勝負です。

辺見齋
ラインの切れ目から、バックはあるけど、負け戦だし、ここで動いても…。

永井亮
オレも弱っているけど、辺見君にも弱っていると言われてしまった。だけど、自分で何もやれないし、彼に任せます。
  5R



照屋将貴
高井君はイケイケの先行ですね。僕も3車だし、負けない様に仕掛けたい。自力勝負。

米沢大輔
2着選手だし、1着が少ないのは気にしていない。ラインの高井君の番手で仕事をやる。

高井流星
なかなか勝ち上がりに成功していないけど、自分の走りはやれていると思う。普段通り、積極的に攻めたい。

小田倉勇二
先行争いがあれば良いですね。自分の行けるタイミングで自力勝負。前回の怪我は大丈夫。

為田学
沖縄に行って、もう5年ぐらい経つかな。今は良い時間を過ごせている。沖縄同士の照屋君へ。テレビの解説で、毒を吐かれない様に、良い走りをやりたい。

中園明亨
沖縄コンビの後ろですね。実は選手になって、まだ身長が伸びている。これは、本当です(笑)。

中川昌久
どこかの3番手と思ったら、番手を回れる。だけど、オレの点数で番手と言うことは、当て馬かな。栃茨ラインで小田倉君へ。
 
  6R



鈴木凉介
予選は良いけど、準決になるとプレッシャーのせいなのか、自分の走りが出来ない。それが今の課題ですね。突っ張る気持ちで、積極的に攻めたい。

小谷田公則
福島同士の鈴木君とは初連係。強いし楽しみですね。きっちり、人気に応えたい。

高橋義秋
2月の奈良の落車は骨折でなく、打撲だけだった。それから、前回の名古屋を走ったので大丈夫。自力、自在に。

高山雄丞
地元だし仕上げてきたつもり。出渋らずに、積極的な気持ちで走りたい。

丸山勝也
福島コンビの後ろを固める。3番手3着が理想ですね。

木村勉
地元の高山君を信頼して。鈴木君が駆けてしまうと厳しいですね。

三木健治
高橋君が動くなら任せますよ。成績通りだし、あまり良いとは言えない。
 
  7R



渋谷海
実は入籍をキッカケに、香川に移籍しました。4月19日の広島開催からだから、もう香川に移籍して4場所目。今は徳島の選手が高松バンクに来ているし、良い練習環境で恵まれている。香川雄介さんが行くジムにも行き、体重も五キロぐらい増えた。地元の林さんとは前回の名古屋の予選で連係。ワンツーでなかったし、ここは決めたいですね。自力勝負。

林成人
前回は内から掬われてしまい、渋谷君と決める事が出来なかった。地元だし、ここは決めたいですね。

下沖功児
前回の内容を反省して、練習してきた。今は宮崎の競技場が使えないので、街道練習がメイン。最近、思うが、やはり1キロを走る体力がないとダメ。低速から加速するにしても、ペース良くリズムで駆けるにしても、それが基本だと思ったいる。自力勝負。

飯島淳
東京同士の山本君へ。彼はポテンシャルが高い選手。在校2位で、しかも卒業チャンピオン。ここを走っている選手ではないので。前橋で行ってもらっているから連係は2度目です。

丸林一孝
九州ラインで下沖君へ。前回の連係は失敗しているので、ここは決めたいですね。

山本修平
成績よりは悪くないと思う。自力で持ち味を発揮したい。

田村博之
四国ラインの3番手を固める。追走に専念するだけ。

 
  8R



阪本和也
捲りばかりの成績だし、そこは気になっている。だけど、スプリンターなので長い距離を踏むのは苦手。ただ、前回の佐世保の決勝は九州別線だったが先行した。自力勝負。

梶原恵介
阪本君の番手は初めて。ダッシュ戦になると、きついし、それが一番困りますね。

赤井学
千葉同士の福森さんの番手へ。前回の函館は、足をくじいて捻挫。それで当日欠場になってしまった。

福森慎太郎
前回の失格は今回来ている、小田倉君を落車させてしまった。選手になって6度目の失格。先行していたけど、ちょっと持って行ってしまった。

隅田幸助
森江さんとの連係は久々ですね。僕はバック数が減っているけど、やっている事は一緒ですよ。自力勝負。

徳永真一
ラインの切れ目から。セオリーは九州の後ろだけど、阪本君は捲りオンリー。そこが気になっている。

森江信行
まだ広島は佐古雅俊さんが頑張っているので、自分なんて、まだまだ。同県の隅田君を信頼する。
  9R



酒井雄太
シリーズリーダーだし責任を持って走りたい。普段は師匠の成田和也さんとアマチュアの弟弟子の3人で連係している。伊東で優勝したので、状態は良いと思う。自力勝負。

畝木努
安定して決勝に乗れているので、こんな感じでしょう。後ろが支部長の内藤さんと、地元のドンの梶応さんなので緊張する。後手を踏まない自力勝負です。

内藤敦
体重を7キロ落として、今、2キロ戻したところ。糖質と炭水化物を控えていた。これで、朝、起きて体が楽になった。何度も連係している畝木君の番手へ。

梶応弘樹
もちろん、岡山コンビの後ろへ。やはり、あの頃は常に気が張っていてし、構えていた。極限状態で走っていたので。まあ、今は、そこまでではないよ。それでも、またS級の点数が少し見えてきたね。

石橋慎太郎
マーク屋でないし、位置を主張するのも。もし、これで酒井君の番手を主張して、梶応さんに来られるのも嫌なので。単騎で走る。

佐々木翔一
単騎になるけど自力勝負。前回の準決は、番手捲りだったけど、1周もがいている。

古川宗行
東のラインで酒井君の番手へ。実は前回の伊東は初日、準決で彼と対戦している。敵としては嫌だけど、こんな心強い味方はいないですよ。
 
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初日勝因敗因
  1R A級チ予選




レース総評
 3番手の取り合いを嫌った原が番手に追い上げたが、岡田がきっちり死守。最後は逃げる島田を涼しい顔で抜き去った。3番手を取った真鍋が狭いコースを突っ込み2着。楽な先行になった島田は末脚甘く3
着に沈む。
 
動きチェック

1眞鍋 伸也
 押さえられると3番手のインに粘る。原との併走も長引いたし、単独になるまで時間がかかった。最後、島田と岡田の中を突っ込んだ脚勢はよかったが、あの展開では頭までいくのは厳しい。

2岡田 哲夫
 
しゃくられないように内を締めて島田の後輪に集中。外から追い上げてきた原もきっちり捌き、最後は島田のことも楽に交わした。予選の1着は久しぶりだし乗っていけそう。

3島田 茂希
 
完全先行一車で3番手が併走。あの形なら押し切らないとダメ。前に出て風をあびる時間が長かったのもあるが、ちょっと期待外れ。

4大森 績
 
任せた真鍋が3番手にこだわるレースで、大森自身もずっと被りっぱなし。原が追い上げてペースが上がったときに踏み遅れて離れてしまった。ヨコよりタテのキレで勝負するベテランだし、ああいう展開になるとキツい。

5田村 光昭
 
大森と一緒にずるずる下がり、最終バックは6番手7番手。見せ場なく終わった。

6野口 誠一郎
 原に任せた結果だし本人も納得しているはず。あの展開なら4着に入るのがやっと。

7原 敬次
 
3番手を取り合ったままじゃ面白くないし、そこから1車追い上げて番手まで行った。結果は競り負けて着外だが、頑張って勝負した姿勢は評価できる。

 
  2R A級チ予選



レース総評
 完全2分戦。前受けの佐藤が後ろから押さえた米倉の番手に飛び付き、最終バックは米倉-佐藤-後田-高田…と隊列変化。すんなり番手を取った佐藤はゴール前全然伸びず、スイスイ逃げた米倉が押し切った。

動きチェック
 

1佐藤 健太
 
イン粘りの名人だし、前を取った時点で勝負すると決めていた感じ。あんなに派手に動かなくても内の有利さで楽に勝てたと思うが、あれがこの人の持ち味。最後は楽に交わすと思ったが、米倉に踏み直されて、あわやハコ3の2着。

2後田 康成
 
ゴール線があと10メートル先にあれば、佐藤を交わして2着だっただろう。サラ脚で回れたのが大きいが、車の伸びはよかった。

3齋藤 昌太
 
青山が外で競り負け一緒に飛ぶ。内に降りることも出来なかった。

4高田 隼人
 車番と同じで4着。真横にいた斉藤にしつこく絡まれたが、きっちり飛ばして自分の位置を守った。

5米倉 剛志
 
後ろが競りでまんまと逃げ切る。一番強い佐藤がすんなり番手を取ったし、差されるんじゃないかと思ったが、きっちり余力を残して踏み直した。お見事。

6植木 貴志
 ラインの競走より、ノーマークのときの一発が魅力の選手。競りの競りの後ろだし、ちょっと前が遠かった。

7青山 佐知男
 この構成だし、粘れるのは半分以上覚悟していた? 佐藤クラスの選手に絡まれたら勝つのは厳しい。
 
  3R A級チ予選



レース総評
 
岡崎の抵抗も激しかったしヒヤヒヤしたが、終わってみれば本線3人のド・ストレート。前で受けた梁島が岡崎をひたすら突っ張り、薮田と村上が流れ込んだ。二車単も三連単も大1番人気の決着。

動きチェック

1梁島 邦友
 
下げて捲りなら楽勝だったと思うが、あえて難しい勝ち方を選んだ。同型の岡崎は先行職人で有名だし、それを出させず2周逃げ切ったのだから高評価だ。

2薮田 貴幸
 
前を走る梁島は2周風をあびていたが、最後の直線では、詰め寄るどころか、離されかけていた。チャレンジではけっこう多いが、「離れ」がなくて「差し」もない選手。ある意味、分かりやすくて買いやすい。

3福田 博
 
前は壮絶なモガき合い。途中で一杯になり遅れてしまった。

4岡崎 克政
 
突っ張られても踏むのをやめないのがこの人の持ち味。新人相手にこれだけやれるのは、たいしたもんだ。赤板前の2周半くらいから、突っ張り先行を警戒して梁島をフタしたのも驚いた。

5川添 輝彦
 
最終バックで一瞬外に持ち出しかけたが、やっぱり無理と

6吉田 稔
 
単騎のレースだったし、中団中団と立ち回りたかったが…。一気にペースが上がり後方で見せ場なし。

7村上 輝久
 
本線3番手で3着流れ込み。打鐘で少し口が空いたが、そのあとは離れずぴったりだった。

 
  4R A級チ予選




レース総評
 
山川の後ろは菊池と桜井で併走となり前団は混戦。ここに辺見が追い上げマークを決め番手にスッポリ。このまま山川-辺見で決まった。遅れた菊池の後ろから岡崎が伸びて、断トツ本命から三連単は万シューとなった。

動きチェック

1山川 奨太
 
後ろの競りを尻目に楽々逃げ切る。メンバーや展開を考えても、勝って当然という感じだ。

2井上 達雄
 
目標の桜井が内でキメられ一緒に後退。

3菊池 崇史
 
山川みたいな強い新人にああいう走り(強引に突っ張る)をやられると厳しい。地元の意地でもう一度追い上げたが、アンコのような形になり遅れてしまった。

4岡崎 哲昌
 
菊池の後ろからしぶとく伸びて3着確保。派手さはないが、成績はけっこうまとまっている。

5桜井 宏樹
 
切りにいったが切らせてもらえず、流れの中で番手になった感じ。勝負所の最終ホームは地元の菊池に気迫負け。

6邊見 斎
 追い上げマークが見事に決まり、山川にぴったり続く。最近は大きな着ばかりだったし、結果は2着でも大ヒット。

7永井 亮
 
辺見に付いていけば3着はあったが…。もったいない。

 
  5R A級特予選



レース総評
 
離れた為田を米沢が持っていった打鐘の3コーナーでアクシデント発生。横に動いた米沢はそのまま膨れてずるずる下がり、為田と中園は落車。残った4人でレースは進み、叩いた高井に照屋が嵌ったが、3番手4番手に位置した小田倉-中川が捲り追い込みで突き抜けた。

動きチェック


1照屋 将貴
 
叩き、叩かれ、道中かなり脚を使った。高井が1人で来て番手に入ったが、最後はエネルギー切れで余力なし。

2米澤 大輔
 
為田に降りられたら厄介だし、やられる前にやってしまえと、大きく横に動く。あれは失格スレスレの動き。

3高井 流星
 
強引に叩いたが裸逃げ。せっかく番手に嵌ったのだから、無理に仕掛けなくてもよかった気がするが…。

4小田倉 勇二
 
落車を避けて前団3番手。前の2人も脚を使っていたし、小田倉にとっては最高の流れ。得意の捲りを決めた。

5爲田 学
 
踏み出しで離れ、そのあと捌かれ落車した。

6中園 朋亨
 
完全な、もらい事故。不運な落車。

7中川 昌久
 
小田倉がモコモコしていたのもあるが、離れずぴったり続いた。この2着は大きい。

 
  6R A級特予選





レース総評
 
S級選手が走っているような激しいレースだった。鈴木の後ろがもつれて高山の捲りが決まったが、番手に入った鈴木がゴール前差し返して1着。自分の位置を守った小谷田は一杯で、その後ろから伸びた丸山が2着。高山が3着に残った。

動きチェック


1鈴木 涼介
 
番手がもつれて緩めたところを捲られてしまったが、4番が1車でラッキーだった。番手に入ってからは余裕そうな感じでゴール前ズバッと逆転。

2小谷田 公則
 
同県ラインの意地で鈴木の番手は守ったが、3番との競りで9割以上の脚を使った感じ。最後は全く伸びなかった。

3高橋 義秋
 
トリッキーな動きから番手勝負。内なら勝てると思ったが、小谷田に厳しく押し込まれ終了。

4高山 雄丞
 
地元で見せ場以上の走り。たらればになるが、後ろが離れず付いてきたらワンツーだったはず。最後は3着に沈んだが、悪くはなさそう。

5丸山 勝也
 競りの後ろで外併走。展開的にはかなりキツかったと思うが、前の小谷田にピタリと続き、ゴール前はシャープに伸びてきた。

6木村 勉
 
高山の捲りにブチンと千切れてしまう。昔はガッツのある良い選手だったが、成績の通りで脚が落ちている。

7三木 健治
 
外の丸山をドカしていれば2着か3着はあったが…。

 
  7R A級特予選




レース総評
 
下沖と山本が打鐘から踏み合い、本線に行ってくださいの展開。渋谷と林が残り1周くらいからスコーンとカマしてそのまま2人で決まった。3番手の田村は一瞬で千切れ、離れて追った山本の後ろから飯島が伸びて3着。

動きチェック

1渋谷 海
 
支線の2人が踏み合ってくれたし展開が一番。サラ脚の1周駆けだし、最後まで気持ちよく踏めたのでは。

2林 成人
 
あれは差したかった。

3下沖 功児
 
打鐘から突っ張られるとはツイていない。

4飯島 淳
 混戦で連結を外したが、最終ホームでもう一度追い上げ、山本の後ろに入り直す。最後は前も交わしているし、脚的にはまずまずといった感じか。

5丸林 一孝
 
失敗した下沖を捨てて最終ホームで切り替えたが、そこから口が空き一杯になってしまう。

6山本 修平
 
引くと思ったし、いきなり突っ張ったのはビックリ。115期の在校2位で卒記チャンプだが、ずっと伸び悩んでいる。

7田村 博之
 
近況の成績の通り。あれで付いていけないのだから、残りの2日間も厳しそう。

 
  8R A級特予選



レース総評
 
福森-赤井のカマシを人気の阪本が鮮やかに捲り快勝。番手の梶原は口が空いてキツそうだったが、離れマークで何とか2着。捲られた福森が3着に残り、いい位置を回っていた赤井は全く伸びなかった。

動きチェック

1阪本 和也
 前受けから車を下げて一気の捲り。予選では脚が違うし軽々行ってしまったが、こういうレースばかりではS級に上がってから苦労しそう。
強いのは間違いないが…。

2梶原 恵介
 千切れて大敗のパターンだが、諦めず踏み続け2着に入る。阪本-梶原の二車単は160円だったし、車券を持っていたファンは「よくやった!」と大喜びだろう。

3赤井 学
 昔はあんなに強かったのに…。阪本に行かれるのは仕方ないが、遅れてきた梶原を飛ばせず、1周行ってくれた福森も交わせず、悔しすぎる4着。

4福森 慎太郎
 
ああいうカマシが一番得意。前場所の伊東で滅多にしない失格をしてしまったし、この3着で気持ちはだいぶ楽になったはず。

5隅田 幸助
 
車番が悪いから、どうしても1回は切らなきゃならない。前に出て、泳がされたところを、福森にカマされて終了。

6徳永 真一
 3つあるラインの第3ラインに乗っていくとは…。初手の位置がああなれば福森のカマシは誰でも分かるし、読みが甘すぎる。

7森江 信行
 隅田がダメで共倒れ。展開もそうだが、メンバー的にも厳しかった。
 
  9R A級初特選



レース総評
 
畝木ライン3人がスイスイ逃げ、4番手5番手に単騎の2人となったが、苦しい後方から酒井の捲りが届いた。マークの古川は流れ込めず、畝木と内藤が前で残って2着3着。

動きチェック


1酒井 雄多
 
展開的には見すぎて不発のパターン。佐々木の先捲りも邪魔になったが、大外をぐんぐん加速して前5人を飲み込んだ。強い勝ち方。

2畝木 努
 
同型の酒井が無抵抗だったし、すんなりの先行。あれで捲られてしまったのは、本人的にはかなり悔しいだろう。

3内藤 敦
 一
番いい位置を回ってきたが畝木を抜けずハコ3着。昔からマークで売っているし、この人らしいと言えばこの人らしい。

4梶應 弘樹
 
いくつになっても元気なベテラン。最後の直線はそこそこ伸びていたし、準決は期待したい。

5石橋 慎太郎
 
初手は東で酒井-古川の後ろにいたが、酒井がなかなか行かないので、内をするする中団に潜り込んだ。見せ場と言えば、ここくらい。昔のような快速捲りは期待できそうにない。

6佐々木 翔一
 
最終2コーナー過ぎから捲りを出したが、1車進んだかどうか。自在は自在でも追い込み寄りの自在選手で、スパーンと行ってしまう脚はない。

7古川 宗行
 
任せた酒井が遅い捲りだったし流れ込めないのは仕方ないが、追走の上手な選手だったら3着4着くらいには入っていたはず(結果は6着)。ちょっと前にどこかで取材したときに「自分はマークの技術が全然なくて…」と言っていたのを、レースが終わってふと思い出した。
 
 
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二日目勝因敗因
  1R A級チ一般



レース総評
 先行一車の桜井が展開有利に逃げ切る。番手は桜井と原の競りになったが、内の斉藤が気合で競り勝ち、桜井にピタリと続く。原の後ろにいた川添が永井をキメて、離れながら3着に入る。

動きチェック

1齋藤 昌太
 メンバー的にも競られるのは覚悟していたはず。ヨコの技術は原の方が上だが、「脚の差」で競り勝った。オッズは斉藤の差しから売れていたが、あの展開では流れ込みの2着がやっと。

2高田 隼人
見て、見て、後方。前がかなり遠かった。イチかバチかで追い上げたら、番手に入れた可能性もあったが…。

3川添 輝彦
 原の後ろで3番手外併走。内の選手を厳しく押し込み、競り負けた原からスイッチした。56歳のベテランとは思えない元気な動き。

4桜井 宏樹
 真っ向勝負をしてくる同型が不在で、番手も赤板からずっと競り。これで勝てなきゃいつ勝つの!? という大ラッキーな展開だった。スイスイ逃げて余裕の1着。

5原 敬次
 番手をやるなら原だろう、とみんな思っていたし、その通りの走りをしてくれただけでも。成績通りで脚は落ちているが、気持ちはずっと20代だ。

6永井 亮
 
自分よりひとまわり以上も上の川添にキメられてしまう。3番手3着の展開だっただけにガッカリ。

 
  2R A級チ一般




レース総評
 
逃げたい岡崎が前受けで、逃げたくない植木が後ろ攻め。初手の並びがこうなった時点で勝負ありだ。一旦押さえにきた植木を岡崎が赤板で突っ張り、そこからは、おいで、おいでのマイペース先行。田村と野口も続いて本線3人で決まった。

動きチェック

1岡崎 克政
 
植木の上昇を突っ張り、そこから大マイペースの逃げ。先行職人だし、こういう展開は強い。初日は117期の新人にこのレースでやられているし、少しは気持ちが晴れた?

2植木 貴志
 
赤板で押さえにいったが岡崎に突っ張られてしまう。本人もおそらく突っ張られると思っていたはず。スタートで前を取られた時点でかなり厳しい戦いだった。

3田村 光昭
 
捲りの決まり手もあるし、タテのキレで勝負するタイプ。目標の岡崎が2周行ってくれたし、差せるかなと思って見ていたが、いい感じで迫るも8分の1車輪足りなかった。

4野口 誠一郎
 
あの展開なら流れ込んで当然だが、3番手3着で三連単1番人気に貢献。

5青山 佐知男
 引かされた植木と一緒で5番手6番手に戻る。あれではどうにもならないし、本人も消化不良だろう。

6吉田 稔
 初手からずっと岡崎ラインの4番手でそのまま4着かと思ったが、最後は突っ込んできた青山に踏み負け5着。
 
  3R A級チ準決




レース総評
 
真鍋や菊池が周回中から本線4人を並ばせないような動きをして、隊列はなかなか落ち着かなかったが、4番手まで下げた梁島が一気にカマして薮田とワンツー。岡田を捌いた真鍋が3番手で続くが、野口が直線だけで鋭く3着に入った。

動きチェック

1梁島 邦友
 真鍋のトリッキーな動きにも惑わされず、冷静にカマシを決めた。3番手は競られてしまったが、ライン全員で出切ろうとする仕掛けだったし、あれはしょうがない。2日間長い距離を逃げ切っているのは評価できる。

2薮田 貴幸
 初日に続いて梁島さまさまのレース。どこまでいっても差せそうな感じはなかった。

3眞鍋 伸也
 まともな力勝負では敵わないし、頭を使って梁島のラインを撹乱。番手に飛び付くのがベストだったが、スピードが合わず3番手になった。最後までどうなるのかハラハラしたし、面白いレースをしてくれた。

4後田 康成
 
バック通過は5番手だが、そこからコースを縫うように突っ込み3着確定板。ここまで伸びるとは思わなかったしビックリだ。

5岡田 哲夫
 前は気を遣ってカマしてくれたが、ガタイのいい真鍋に絡まれて飛ばされてしまう。残念。

6菊池 崇史
 4コーナーで外に持ち出したときは真鍋を抜くと思ったが…。結果論だが、外ではなく内を踏んでいれば、3着に入れたかも。

7村上 輝久
 4番手のレースで苦戦。前を回った岡田は捌かれてしまうし、村上自身も菊池との併走で遅れてしまった。
 
  4R A級チ準決



レース総評

動きチェック
 
突っ張りを警戒した島田が赤板で勢いよく飛び出したが、冷静に下げた山川が打鐘過ぎにドカ~ンと叩き返し佐藤とワンツー。3番手の福田は途中で離れてしまい、最後方から捲った米倉が3着に入る。

1山川 奨太
 
一番の敵は同型の島田や米倉ではなく、真後ろの佐藤だったが、1周ちょっと行っても全然差されず押し切った。さすが今開催のシリーズリーダー。強い。

2佐藤 健太
 山川が強いのは確かだが、あの展開ならもう少し詰め寄らないと…。初日も楽に番手を取ったのに全然伸びなかったし、今回はやや調子落ちか。

3福田 博
 
山川-佐藤-福田の三連単は270円の大1番人気。最終ホームで出切ったときは綺麗に決まったと思ったが、徐々に口が空いて離れてしまう。勝負していたファンはガッカリだろう。

4岡崎 哲昌
 福田が第2先行のような感じで離れてしまったし、途中から3着候補の一番手となったが、踏むのを遠慮したのか、後ろの選手に飲み込まれてしまった。

5島田 茂希
 無抵抗の5着敗退ではなく、やるだけやった結果の5着敗退。駆けようとする意志は伝わってきたし、悪くはなさそう。

6米倉 剛志
 車番も悪いし、まずは島田-辺見を追いかけ、そこからのレース。展開的には最悪の7番手だが、3番手の福田が離れたおかげで、遅い捲りが3着まで届いた。

7邊見 斎
 
外のスピードが全然違ったし、島田を援護するどころではなかった。
 
 
  5R A級特一般



レース総評
 
車立ての少ないレースでよくある、自力型同士の決着。押さえた隅田がペースで逃げたが、下沖の5番手捲りが鮮やかに決まる。隅田マークの米沢は絶好展開となるもハコ3着。その後ろの田村はバック手前から口が空いて離れた。

動きチェック

1米澤 大輔
 
隅田が逃げてくれたし展開的には最高だったが、前を抜けず、外を行かれ、悔しすぎる3着。この人は昔から番手で仕事をして勝つより、混戦を突っ込む方が得意なタイプだ。

2下沖 功児
 2分戦で隅田に上手く駆けられたが、2コーナーあたりから踏み込むとスピードが全然違った。田村が離れてくれたのも捲りやすくなった1つの要因。

3小谷田 公則
 単騎のレースだし、とりあえずは先手ライン。離れた田村の後ろから下沖の捲りにスイッチしたが、3着に入ることはできなかった。

4隅田 幸助
 後ろ攻めからきっちり押さえて主導権。いいペース配分だったと思う。今日に関しては勝った下沖を褒めるべき。

5三木 健治
 
下沖の捲りにブチンと千切れる。自分より5点も上の選手にどっぷり構えられるとキツい。
 
6田村 博之
 
あの展開でも離れてしまうのだから、田村絡みの車券はちょっと買えない。
 
 
  6R A級特一般



レース総評

動きチェック

 一番逃げなさそうな高橋が逃げる意外な展開。ちょっと構えすぎたが、後方6番手の山本が快速捲りを決める。徳永も離れずぴったり。高橋を利した丸林が前残りの形で3着に入った。

1徳永 真一
 あの捲りを差せたら90点近く持っている。若手の後方捲りにピタリと続いたし、展開や今の成績を考えたら、やった方だろう。

2高橋 義秋
 松本を切って山本が来るのを待っていたが、なかなか来ないので腹を括って先行した。自分の持ち味ではないレースだったし、あれではさすがに厳しい。

3丸林 一孝
 高橋が先行するとは、後ろに付いていた丸林もビックリしたのでは。スピードが違いすぎたし山本-徳永を止めるのは無理。展開に恵まれて何とか3着に入った。

4木村 勉
 松本が不発で共倒れ。

5山本 修平
 
セオリー通りなら高橋が切った上をすかさず叩くのだが、そこで見てしまったのはマイナス。ただ、捲りにいったスピードはかなり良かった。115期の在校2位だし素質は抜群。

6松本 充生
 
点数よりも強いイメージがあるし、高橋の先行で3番手なら捲ってしまうと思ったが…。2日目からの補充で調整不足なのか、今はこれくらいの力しかないのか、ちょっと分からない。

7森江 信行
 
中四国の3番手回りだが、一気にペースが上がって離れてしまう。最終3コーナーを過ぎてからは全く画面に映っていなかった。

 
  7R A級準決勝



レース総評
 
初手からずっと隊列は変わらず、前受けの高井がそのまま先行。4角絶好は高山で車間を空けて高井を差したが、3番手サラ脚の阪本が直線勝負で突き抜けた。石橋、福森は後方で見せ場なし。準決でこんなに単調なレースはなかなかないし、ある意味、ビックリ。

動きチェック

1阪本 和也
 
115期の新鋭だが、スタイルはほぼ自在。絶好の3番手が取れたし、喜んで構えた。内容より着を重視する今どきの若者で、自力に対するこだわりはそこまでなさそう。初周の内抜きで失格審議となるも何とかセーフ。
 
2石橋 慎太郎
 
昔はS級上位で活躍していたし、名前を見ると、捲ってしまうんじゃないかと思うのだが、ここ数年は展開待ちの捲り追い込み選手。誰も動かない単調なレースで5番手のまま凡走。

3佐々木 翔一
 
任せた阪本が一度も動かず追い込み勝負。あれではどうにもならない。

4高井 流星
 誘導をフルに使って1周先行。後ろの高山も車間を空けて援護してくれたさい、2着には残りたかった。まだまだ力不足。

5福森 慎太郎
 
単騎の7番手で自分から動くのはリスクが高いし、どうしても展開待ちになってしまう。初手の並びで勝負ありといった感じだ。

6高山 雄丞
 
高井の頑張りが全てだろう。データを見ると、決勝は昨年11月の小倉以来。こんなに乗っていなかったのかと驚いた。

7丸山 勝也
 3番車の佐々木と全く同じ。任せた目標が全くアクションを起こさないのだから、どうにもならない。
 
  8R A級準決勝




レース総評
 
人気の畝木が後ろ攻めから押さえたが、どういうわけか、なかなか踏まない。4番手に下げた鈴木がラスト1周から一気に叩き、絶好ハコ回りの小田倉が楽に差した。3着もライン3番手の赤井。畝木は負け方が悪すぎる。

動きチェック

1畝木 努
 スタートで鈴木にポーンと出られて後ろ攻めになったのが敗因だが、仮に後ろからでも、ここは力でネジ伏せなければいけないレース。格下の鈴木にあっさり叩かれ、そのあとも終始中途半端。ガッカリだ。

2梶應 弘樹
 畝木のダメな運行に付き合わされ共倒れ。

3鈴木 涼介
 
4人ラインをフルに生かしたレースで、下げた4番手から一気に叩いて主導権。最後は差されて2着だが、最高のワンツースリー。

4赤井 学
 
前で頑張ってくれた鈴木-小田倉と、後ろを固めてくれた飯島のおかげで3番手3着。最終ホームで梶応に絡まれかけたが、スピードも違ったし難なくしのいだ。

5林 成人
 叩かれたラインの3番手だし、余力を残したままゴールした。フラストレーションの溜まるレース。

6小田倉 勇二
 まだ自力のある選手だし、こういうカマシの番手は楽で仕方なかったはず。1周行ってくれた鈴木を楽に差して2月の川崎以来の優出。

7飯島 淳
 カマシの4番手で口が空いてしまう。バックで何とか追い付いたが、畝木に持ってこられて終了。
 
  9R A級準決勝




レース総評
 
人気の酒井雄が格上の運行で一気カマシ圧勝。番手の古川もぴったり続いたが、差せそうな気配ゼロの「逃げ-マーク」のワンツー。3番手の中川は踏み出しで離れてしまい、後方から捲り上げた渋谷海が3着。

動きチェック

1酒井 雄多
 3番手が取れたし捲りに構えてもよかったが、前が全然踏まないので打鐘の4コーナーから一気に叩く。初日の大外捲りも強かったが、それ以上のレースを見せた。番手の古川にも全然詰め寄られなかったし状態ベスト! 

2内藤 敦
 前の渋谷が後方からの遅い捲り。2人で3着4着を取るのがやっと。

3古川 宗行
 完調の状態なら酒井を差して1着だっただろう。昨日の6着もそうだし、今シリーズはやや元気がない。

4渋谷 海
 前で受けた時点で嫌な予感がした。引くのも遅すぎるし、組み立てが甘すぎる。脚で3着まで来たが、反省点の多いレースだ。

5照屋 将貴
 車番的にも後ろからになるのは仕方ない。早めに1回押さえたが、一番強い酒井に叩かれて車間が空いてしまった。

6梶原 恵介
 照屋任せのレースで共倒れ。ちょっと相手が強かった。

7中川 昌久
 
酒井が流れの中で仕掛けてくれたら付いていけたかもしれないが…。スローな流れからの一気のカマシだったし、あの仕掛けにぴったり続くのは厳しい。

 
 
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チャレンジ決勝インタビュー
山川奨太
準決は風が強くて、引いてのカマシになった。同期梁島君には負けたくないですね。九州3人で決める自力勝負。

佐藤健太
連係実績のある山川君の番手へ。離れる事はないけど、今迄で連係した中で、今回の山川君が一番強い。もちろん、抜ける展開になれば全力で。

梁島邦友
成績が伴っているので松山は走りやすいですね。準決は、ごちゃごちゃになり、難しかった。ここも積極的なレースをやりたい。

薮田貴幸
3日連続の梁島君の番手へ。抜くのは、どうかな。初手の位置取りとか準決はケイリンでなく漢字の競輪でした。

真鍋伸也
前々のレースを心掛けているけど、脚がないので。ここは単騎で流れを見ながら。

後田康成
九州ラインの3番手を固める。前の二人が強いからチャンスがありそう。準決は脚が溜まっていたから、3着に突っ込む事が出来た。

米倉剛志
単騎で自力勝負。若い2人がやり合ったとしても、どうかな。少ないチャンスだが一発狙いたい。


 
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A級決勝インタビュー
酒井雄多
ミッドナイトはあまり得意ではないけど、脚の感じは悪くない。ただ、体は少し重たい。同県の鈴木君の番手へ。

阪本和也
準決のレース内容は良くない。後ろの先輩に迷惑をかけた。単騎で一発狙いたい。

古川宗行
二日間、酒井君の後ろを回っている。もちろん、福島コンビの後ろへ。離れない様にしたい。

渋谷海
ジャンで行ければ良かったけど、少し仕掛けが遅くなっている。福島勢が2段構えだが自力勝負。

鈴木凉介
酒井さんとは、時たま一緒に練習をやる事もある。もちろん、前を任せてもらったので責任のある位置。自力勝負。

小田倉勇二
番手を譲ってもらったし、それに感謝。東日本ラインで結束して4番手です。

高山雄丞
地元だし決勝に乗れて良かった。ただ、高井君を残せたと思うし技量不足。四国ラインで渋谷君の番手へ。
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山口幸二の「やってやるって!」
日刊スポーツ評論家 山口幸二

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武田一康(たけだかずやす)
コンドル出版社代表取締役社長。熊本競輪情報協会会長。
昭和23年4月24日生まれ。通称『社長』『武田さん』
小学生の頃から競輪場へ出入りし、予想台に立つ父の英才教育のもと感性を磨き、有明工業高等専門学校を中退した後に19歳から予想業に携わる。
かつてはゴルフショップや喫茶店などを経営し栄華を極めていたが、ある失敗を機に、やはり競輪が天職と悟ってからは競輪一筋。
新聞業務は実弟で圭二氏(小倉競輪場キャスター、通称『専務』)、そして幸三氏との巧みな連係プレーで毎日とどこおりなく製作されている。
2014年4月に実の長男が本社入りしたことで念願だった後継者が登場。したがって隠居は遠のいたが、そのぶん やる気と責任は倍増した。
さらにコンビニネットでの新聞販売が容易となったことによる新規ファンの開拓も、記者魂を支える大きなモチベーションとなっている。
競輪歴50数年のキャリアに裏打ちされた莫大なデータと情報を基に、歯に衣を着せぬコメントで競輪界の矛盾や問題点を様々なかたちで洗いだしており、いわば業界のご意見番的存在。
熊本競輪場での場外車券販売がある限り、全国あらゆる競輪場へと足を運んでおり、年間300日近くの出張はここ10数年のルーティンワークだ。
「あちこち、ガタがきとるが、じっとしていられん性分ったい」と生涯“徹底先行”を貫く気構えだ。
口癖はもっぱら「おぉう、同年代の連中は、みんな定年やら引退やらで現場から離れてしまった」。

66歳を迎えた今もなお、時には2000グラムのステーキをペロリとたいらげ、昼間には甘々なまんじゅうをむさぼり喰い、毎朝約1時間の散歩をノルマと課すなど、ドMともいえるストイックさで心身ともに充実。
鋭い舌鋒も激しさを増すばかりで、e-SHINBUN1、2位の売り上げを誇るマンモス新聞を取り仕切る御大は、まだまだ手綱を緩めずにすべては競輪界発展のためにと健筆をふるっている。

趣味はゴルフで、年に数回の肥後カントリークラブでのラウンドを心待ちにしている。
あとはスーパー銭湯での骨休めは出張先でのハイライト。記念開催中など、競輪場近辺のスーパー銭湯で心地よい表情で湯船につかる武田社長の姿がよく目撃されているほどだ。
ほかにも愛犬の散歩にドラマ鑑賞と幅広く、とくにサスペンスドラマは大のお気に入りで土曜サスペンス劇場や松本清張シリーズは大好物だ。
競輪と共通する『推理』という要素が、御大の胸間を揺さぶるのだ。肥後のエグゼクティブ・武田社長の一挙手一投足から、これからも目が離せない。




 
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竹林一彦の競輪閻魔帳
竹林一彦(たけばやし・かずひこ)
一九五八- 東京生まれ、競輪育ち、予想紙「アオケイ」記者。
 
勝つために逃げられるのは脇本雄太だけ
 
 現今の競輪界に於いて、大レースの決勝舞台で、勝つために逃げられるのは脇本雄太だけだろう。と記せば異論もあろうが、大ぐくりに申せば、賞金が高いレースになればなるほど、脇本を除いて、勝ちたいおもいの強い選手に先行はない。いいかたを買えれば、先行したい、先行してもいいと大舞台に臨む選手は大概、自分の着より後ろの着と踏んぎっている当人、もしくはそう想像しえる選手である。
 先日の脇本不在の日本選手権競輪、京王閣ダービー決勝戦に、前段で揮った長広舌をあて嵌めると、先行候補は松浦悠士の前をまわる清水裕友(中国黄金連携の意志は割と明快である)と平原康多を引っ張りたい眞杉匠の二人に絞られるわけだ。郡司浩平も浅井康太も勝つためにとる作戦に先行は一㍉もない(これ又叱られそうだが、あくまで独善の想像ゆえ失礼容赦)。
 と、なるのだが、実際は先行したいのは清水だけという競輪になった・なってしまった。
 道中五番手が外郡司-佐藤慎太郎と内眞杉-平原で併走になるも、なぁに眞杉がさっと下げて行くのだろうと緊張もせず見ていたが、意外や意外、下げないのは眞杉と平原の共通意志なのか、それとも眞杉の単独判断なのか、それとも頭まっ白、にはならないか。ま、どちらにせよ、格下との併走など眼中にない郡司がおいそれと前を切りにゆくとはおもえないけど……。
 先行するのは清水と眞杉の二人だけ。むろん清水は先行以外の手も持つ。そんな予想の大筋は崩れ、正攻法の清水がそのまま苦もなく逃げる、一瞬しらけたが、打鐘すぎからの郡司の峻烈な所作におどろき、四角、直線と買った選手を「複眼」で追う。息をのむ写真判定は一二着微差、二三着も微差の劇的な幕切れだった。
 ひねくれ者の私は別紙に、そこかしこから、これこそダービー、名勝負の声が聞こえてきそうだが、よく考えてみれば、並んだままの「追込・マーク・マーク」、所謂ズブズブズブじゃないですか。と詮ない文章を載せた。けど更に異なる視座で観戦したならば、競輪の精髄ともいえる位置どりが勝負を分け、私が覚わった、競輪特有の秩序なるものも仄かに伝わる、渋いドラマであったという気もしてくる。
 話はまったく飛ぶが、昨晩(五月十四日)、「きぼう」を見た。遙か上空で地球の周囲を回っている、きぼう棟併設の国際宇宙ステーションの話である。
 絶好日和と教えられた四月七日の観測で下手を打ったから、今度こそはと集中したが生憎の曇天、駄目かなぁと諦めかけたが、天空にあらわれた光が動く様に昂揚の声が出た。
 「きぼう」は見えたが、私のギャンブルには希望は見えない、というかその兆しさえない(お粗末)。




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本田知己の民間投票サイト活用術!


本田知己

アオケイ編集長・大宮、西武園の予想を担当。
学生時代から、こよなく競輪を愛する。
座右の銘は「当たるまで買う事」







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とかく・この世は金ばかり~マッチーの七転八起奮戦記

町田洋一
元祖・戦う競輪新聞として名を馳せた伝説的専門紙「アカギ」の唯一の残党記者。 現在はアオケイを主戦場に、e-SHINBUNの制作に携わり検車場レポートなどで取材、執筆活動中。
歯に衣を着せぬ激しくとめどない論調は、ファンが知りたい部分を包み隠さず伝えたいと言う想いから。 前橋の昼間の中継では硬派に解説し、ミッドナイトでは緩くニコニコ動画のいじられキャラを演じる。
打倒ヤマコウがモットーなのか!?


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二宮歩美が競輪基礎知識をわかりやすく解説!vol.2
二宮歩美が競輪基礎知識をわかりやすく解説!
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競輪ビギナーの方にも優しい内容になっています!(競輪講師:二宮歩美)

 
   
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■開催日時
2021年5月15日(土)・16日(日)・17日(月)

■開催場所
松山競輪場

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