ウィンチケットミッドナイト競輪(FⅡ)
選手インタビュー
初日勝因敗因
1R
1高橋 梨香
33だし出させてもと思って突っ張ったんですけど、下条さんの力が上でしたね。自分の脚力を考えたら、やった方じゃないですか。久々のレースということで今日はものすごく緊張しました。2下条 未悠
ジャンで行ければベストだったんですけど、何とか1周行けたのでよかったです。前回は全然ダメで、その前の決勝もレース内容は良くなかったし、こうやって出し切っての1着はすごく嬉しい。一時期に比べてバック数も減ってしまったし、これからまた強い気持ちで走っていきたい。3中島 瞳
全然ダメ。ジャンで行くか迷ったけど、下条さんを引き出すと思って…。人任せにする悪い癖が出ちゃいました。4戸田 瑞姫
最近は追走一杯になったり離れたりダメなレースばかりだったけど、今日は珍しく余裕を持って付いていけました。これがキッカケになればいいですね。勝ち上がりのレースで連に絡んだのは4ヶ月ぶりくらいだと思います。6渡辺 ゆかり
今日のレースが通算1000走だったみたいですね。黒河内さんが音頭をとってくれて、みんなに祝ってもらいました。嬉しいです。初日インタビュー
1R
1 高橋梨香
前回の西武園から3週間くらい空きましたね。年末年始がぎゅうぎゅうに詰まっていたから、ここまでは自分のペースでゆっくり練習してきました。心配なのはレース勘だけ。自在。2 下条未悠
気持ちの弱さがそのままレースに出ている。どこかで打開策を見つけられればいいんですけど…。前橋を走るのは選手になってから初めて。3コーナーを捲りで乗り越えるには相当脚がないとキツいみたいだし、焦らないことを一番に考えて。差し脚が鋭い人はいるけど、自力という自力はいないので、強い気持ちで走れれば。自力。3 中島瞳
前回の小倉がデビュー初優勝。やっとという感じで、気持ちもだいぶ楽になったけど、ここからが本当のスタートだと思う。師匠の太田真一さんにも「今はしっかり動いた方がいいよ」と言われています。自力自在。4 戸田瑞姫
体調を崩したとか、何かを変えたとか、そういうのはないんですけど、最近はずっと良くないですね。少しでもキッカケを掴めるように、気持ちを強く持って走りたい。茨城と群馬は隣同士なのに前橋を走るのは今回が初めて。自在。5 日野友葵
前々にはいたいなぁ。取れた位置から前々。6 渡辺ゆかり
境川のバンクが改修中なので最近は街道練習がメインです。工事が終わるのは3月と言っていましたね。流れに乗れるように。2R
1 尾崎睦
全てのレースがG1やグランプリにつながっていると思うし、こういう普通開催でもしっかりテーマを持って考えて走りたい。ここまで中3日なので強めの練習はしていないけど、前回いろいろ気になることがあったので、そこを意識してながらやってきた。自力。2 熊谷芽緯
松戸はもしかしてピンピンピン行けるかも?って思ったけど、そんなに甘くなかったです(苦笑)。尾崎さんとは前回3日間一緒で今回もまた一緒。ほんと強いですよね。ちなみに今は同期の宇野紅音がいる岐阜に冬期移動しています。自力。3 黒河内由実
悪くないと思います。今回もまずはしっかり決勝を目指して。元気に自在。4 清水彩那
成績だけ見ればまとまっているけど、状態的には普通ですね。前橋バンクに悪いイメージもないです。自在。5 金田舞夏
(昨年12月の)西武園のあとに横浜まで行って占いをしてもらったんですけど、そこで「もっと派手に生きなさい」「カラフルなのがいいのよ」と言われたので、思い切って髪の色を明るくしました。これは紫。今年の目標は、いろんな髪色に挑戦すること。それと、自力で確定板に載ること。調子はだいぶ上向いているし、臨機応変に頑張ります。6 小林諒
調子はいつも通り。前橋を走るのは今回が初めてです。流れを見て自在。7 猪頭香緒里
下の子がこのあと卒園式を控えているので、お母さんたちみんなでアルバム担当や動画担当を決めていろいろ動いていました。その中で私は動画担当になって、子ども達の6年間の写真から「これだ!」というのを選んでDVDに焼く係。数千枚の写真を何日もかけて見ていたのでほんと疲れました。ひと仕事終わって今はすごくホッとしています(笑)。好位狙い。3R
1 須藤誠
冬場は毎年良くないんですよね。自転車に乗っていても、スコーンと入らなくて、体もしゃきっとしない。気温と共にこれから少しずつ上がっていけばいいんですが…。志佐君。2 吉村和之
岩見さんに前を回してもらえたので一生懸命頑張ります。枠元君との連係は過去にあったような、なかったような。あってもたぶん1回。同じ開催は多くて顔はよく見るんですが…。3 坂口卓士
岩見さんと同じレースはこわいんだよなぁ。とにかく圧がすごくて(苦笑)。ここは南関の2人にお世話になります。4 志佐明
前回の松戸は大叩きしちゃいましたね。似たようなバンクだし、そのときの反省点をいかして走りたい。自力。5 岩見潤
枠元-吉村の後ろで3番手。このメンバーなら逃げるのは俺たちのライン。もし行かれそうになったら吉村が何とかしてくれるでしょう。6 枠元一葵
腰を痛めて1ヶ月休んで、そのあと今度はインフルエンザになって、なかなか本来の調子に戻らない。一緒に練習している小森貴大さんからは「自信を持って走ってこい」と言われてきました。自力。7 川上真二郎
東の4番手って決めちゃうと、いざってときに動けなくなる。自分は一応、自在にもやれるタイプなので、決めずに1人で走ります。4R
1 小林卓人
また特選スタートから漏れちゃいましたね。最近は予選でもまとめられていないし、もう少し頑張らないと。中村君。2 野村純宏
八嶋君。この間の名古屋の初日も一緒でしたよ。全て任せます。3 上田隼
山田さんとの前後はそのとき、そのときで違う。2人で話したら「自信ある」って言っていたので今回は僕が後ろです。4 八嶋稔真
前回のミッドでめちゃくちゃ点数を下げたから、6番車とか7番車もあると思っていた。33のドームは構えちゃダメだし、思い切って仕掛けたい。野村さんには前回迷惑をかけているし今回こその気持ちです。自力。5 倉野隆太郎
山田君と上田君の前後がどうでも自分は3番手。中部ラインを固めます。6 中村泰輔
一時期よりはだいぶマシになってきたけど、風邪をひいて練習不足なので、その影響がどうか。自力。7 山田純也
自信あるなんて言った記憶はないんですけどね(笑)。前を回る以上はそれなりのレースをしないと。自力。5R
1 小橋明紀
大高君。連係は今まで何度かある。自分自身の調子も問題ないです。2 工藤政志
自分のモットーは細く、長く。今年は珍しく良いスタートを切れたし、このままの勢いで頑張りたい。大高君-小橋さんの後ろで3番手です。3 藤井準也
決まり手はこんなだけど、まだまだ僕は自力です。(追い込みに)変わろうという気持ちも全くないし、いつでも前で走る準備はしています。自力。4 大高彰馬
点数は上がっているけど、レース内容はそんなに良くない。行けるのに構えてというのがけっこうあるし、詰まったら行くという気持ちで走りたい。自力。5 矢内良和
阿久津君。今は東京の選手だけどもともとは群馬の選手。群馬時代にも連係はしているし、ワンツーもあったと思う。信頼して付いています。6 阿久津浩之
最近は1つのレースで一喜一憂することがなくなった。相手が誰でも、後ろが誰でも、自分のレースができるかどうか。調子はずっと変わっていないし、いつものスタイルで頑張ります。自力。7 桜井雄太
藤井君と話して僕が後ろ。2人のときはいつもこの並びです。6R
1 富永益生
この間の松戸で久々に逃げの決まり手が付いたけど、あれはほんとたまたま。先行選手が後ろを競らせないように仕掛けを遅らせていたので、スイッチが入って駆けちゃいました。ここはラインの井田君にお任せです。2 井田晶之
前回の久留米で叩いてしまったので、今回は頑張りたいですね。富永さんと決まるように自力勝負。3 新井剛央
関東は2人だけだし平川君の番手です。しっかり付いていきたい。4 平川雅晃
久留米終わり中4日だけど、練習は普通にやってきました。前橋みたいな33は嫌いじゃないし、自力で頑張ります。5 森川剛
前回ここに来たときメロン車券で穴を出している。自分が関東の後ろに行ったら畠山さんが4番手になってしまうし、自力自在に何かしてみます。6 畠山裕行
森川君が自分でやるって言ってくれたし、それなら喜んで後ろを回る。どんな競走でも構いません。7 川本恵二
中部の後ろ。初日から本線の番組なんて嬉しい。自分が付いていけるかどうかですね。7R
1 土屋壮登
自分が前でやる番組なんですね。りょうかいしました。基本は自力で何でもやっていきます。2 須藤直道
もちろん自分は土屋君。トリッキーなところもあるので離れないようにしたい。3 河村章憲
まあまあ、こんなもんじゃないですか。ここまで10日くらい空いたので、練習は普通にやってきました。日浦君。4 亀井雅斗
自分でどうこうできる脚はないし、付くところがあるだけ有り難い。土屋君と須藤さんの後ろで関東3番手です。5 相樂修
鈴木君がいるなら迷うことないですね。南関の自力型だし信頼してマークします。6 日浦崇道
昨日(3日)まで奈良ミッドの誘導をしていたので、和歌山には帰らず、奈良からそのまま前橋まで来ました。疲れは一応大丈夫。自力。7 鈴木康平
昇班して2場所走ったけど、やれなくはないなという感じ。もちろん、チャレンジと同じ走りをしていたら無理というのも分かっているし、仕掛け方とかいろいろ考えて走りたい。自力。8R
1 南部翔大
(川崎で)栗山和樹さんと塩島嵩一朗さんが特進をかけた熱いバトルをしているので、自分も負けていられませんね。特に栗山さんは養成所でずっと一緒だったし、同期の中でも一番意識する選手。直前はインフルエンザにかかって1本欠場。全部で10日くらい休んで、何日か練習して、そのあと新人研修に行ってきました。中石(湊)のダッシュにも離れず付いていけたし、何とかなるんじゃないかなと思っています。自力。2 布居寛幸
新しい期になったばかりだし、今の時点でS級の点数はそこまで気にしていませんよ。チャンスがあればって感じかな。前が南部君なら付いていくだけでいいんですよね? 後輪だけ見ています。3 中曽直彦
年末の取手で落車して、そこからずっと良くなかったけど、やっと普通に走れるくらいまでには戻ってきました。前橋で強い新人が相手だし、前の方にいなければチャンスはなさそう。そのへんは直弥も分かっていると思うし、番手でしっかり援護したい。4 田中俊充
もちろん自分は近畿の3番手。南部君の3番手は前にも一度あって、カマしてくれて3着に入っています。5 渡邉直弥
成績の通りで調子はそんなに良くないけど、前回の京王閣でセッティングを変えてみたら、本当に少しだけ良くなった。相手は強烈だけどやれることをやります。自力。6 小室貴広
キツいメンバーですね。白川君より点数を持っているし、南関の後ろに行かせてもらいます。7 白川将太
前回の3着2つはどっちも2分戦の単騎だった。だからというわけじゃないけど、ここも単騎で走ります。9R
1 山崎将幸
腰に痛みが出て去年の11月からものすごく感じが悪かったんですけど、そのあと川崎の病院に行ってPRP注射を打ったら、一気に良くなりました。大宮のあとに竹内智彦さんと一緒に行ったんですけど、竹内さんも「これはすごい」って驚いていましたね。今まで何度も連係している金澤さんにお任せ。2 金澤竜二
33バンクには苦手意識があるんですよね。最近は先行も全然していないし、どうなのかなっていうのが正直なところ。後手を踏んだら終わりなので、いつもより早めの仕掛けを意識したい。自力。3 佐藤竜太
踏み方のコツをつかんでから成績がよくなってきた。前橋は今まで2回走っていて嫌な感じは特にない。自力。4 小原唯志
練習はいつも武田豊樹さんと吉澤純平と一緒。自力を出せるようなトレーニングが中心です。このバンクは前の方にいないと厳しいし、いつも以上に攻める気持ちで。自力。5 長井優斗
調子はずっと変わらない。小原さんとは前々回の宇都宮でも一緒でした。後手を踏む選手じゃないので安心して任せられます。6 飯田憲司
金澤君と小原君は今まで何度も走っているけど、佐藤君だけはなくてノーデータ。追加の連絡は早めに来ていたので問題ないです。単騎で自在。一発狙ってみます。7 舘泰守
特選乗れてるんですね? よかったぁ。点数的に微妙なところだったし、競輪.JPを毎日チェックしていました(笑)。脚の感じはボチボチ。佐藤君とは初めてだけど全面信頼です。ガールズ決勝インタビュー
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A級決勝インタビュー
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コラム一覧
日刊スポーツ評論家 山口幸二
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武田一康(たけだかずやす)
コンドル出版社代表取締役社長。熊本競輪情報協会会長。
昭和23年4月24日生まれ。通称『社長』『武田さん』
小学生の頃から競輪場へ出入りし、予想台に立つ父の英才教育のもと感性を磨き、有明工業高等専門学校を中退した後に19歳から予想業に携わる。
かつてはゴルフショップや喫茶店などを経営し栄華を極めていたが、ある失敗を機に、やはり競輪が天職と悟ってからは競輪一筋。
新聞業務は実弟で圭二氏(小倉競輪場キャスター、通称『専務』)、そして幸三氏との巧みな連係プレーで毎日とどこおりなく製作されている。
2014年4月に実の長男が本社入りしたことで念願だった後継者が登場。したがって隠居は遠のいたが、そのぶん やる気と責任は倍増した。
さらにコンビニネットでの新聞販売が容易となったことによる新規ファンの開拓も、記者魂を支える大きなモチベーションとなっている。
競輪歴50数年のキャリアに裏打ちされた莫大なデータと情報を基に、歯に衣を着せぬコメントで競輪界の矛盾や問題点を様々なかたちで洗いだしており、いわば業界のご意見番的存在。
熊本競輪場での場外車券販売がある限り、全国あらゆる競輪場へと足を運んでおり、年間300日近くの出張はここ10数年のルーティンワークだ。
「あちこち、ガタがきとるが、じっとしていられん性分ったい」と生涯“徹底先行”を貫く気構えだ。
口癖はもっぱら「おぉう、同年代の連中は、みんな定年やら引退やらで現場から離れてしまった」。
66歳を迎えた今もなお、時には2000グラムのステーキをペロリとたいらげ、昼間には甘々なまんじゅうをむさぼり喰い、毎朝約1時間の散歩をノルマと課すなど、ドMともいえるストイックさで心身ともに充実。
鋭い舌鋒も激しさを増すばかりで、e-SHINBUN1、2位の売り上げを誇るマンモス新聞を取り仕切る御大は、まだまだ手綱を緩めずにすべては競輪界発展のためにと健筆をふるっている。
趣味はゴルフで、年に数回の肥後カントリークラブでのラウンドを心待ちにしている。
あとはスーパー銭湯での骨休めは出張先でのハイライト。記念開催中など、競輪場近辺のスーパー銭湯で心地よい表情で湯船につかる武田社長の姿がよく目撃されているほどだ。
ほかにも愛犬の散歩にドラマ鑑賞と幅広く、とくにサスペンスドラマは大のお気に入りで土曜サスペンス劇場や松本清張シリーズは大好物だ。
競輪と共通する『推理』という要素が、御大の胸間を揺さぶるのだ。肥後のエグゼクティブ・武田社長の一挙手一投足から、これからも目が離せない。
見出し
本文
“そりゃないだろう”もプロの業
昨日(三日)の岐阜競輪第五競走に見たプロの業。
種目はA級の特一班、いわゆる負け戦だ。
正攻法に北川大成(熊本)-吉成晃一(熊本)-吉良勝信(福岡)で九州三人。本線人気の伊藤歩登(兵庫)-坂本匡洋(大阪)-加藤正法(愛知)が赤板から押さえに行き、単騎の内村泰三(山口)が型どおり追おうとする。筆者は三番手の加藤の数字がややさむいので、内村の二着三着を数枚もって見ていた。(ま、そうなるよな)心中でつぶやき終わったかいなかのタイミングで四番車が内をするする上昇するのが見えた。一瞬内村がすくったのかと思ったが違った。叩かれた北川-吉成を早くも見限った(捨てた)吉良が切り替えを計ったのだった。内から三番手の加藤を退かし、終向は伊藤-坂本-吉良-内村と変わった。内村はおなじ四番手だけど、前(三番手)が弱っている加藤から、シビアに勝負した吉良に変わって雲行きは怪しい。案の定そのまま三人の直線勝負で終わった。
そりゃないだろう、と思わなくもないが、北川と伊藤の先行実績を比べるに、捲りになった北川の三番手を嫌う判断はわからなくもない。だいたい昔はこの手のレースがけっこうあった。ただ二枠単の時代だから買う側にはあまり影響がなかったというか、記憶にうすいところがある。ひさびさに「マーク屋の生きる道」を見させてもらった気分だ。
「そりゃないだろう」と客が選手がもし言ったとしても、それもプロの業だと思う次第である。
竹林一彦(たけばやし・かずひこ)
一九五八- 東京生まれ、競輪育ち、予想紙「アオケイ」記者。
町田洋一
元祖・戦う競輪新聞として名を馳せた伝説的専門紙「アカギ」の唯一の残党記者。 現在はアオケイを主戦場に、e-SHINBUNの制作に携わり検車場レポートなどで取材、執筆活動中。
歯に衣を着せぬ激しくとめどない論調は、ファンが知りたい部分を包み隠さず伝えたいと言う想いから。 前橋の昼間の中継では硬派に解説し、ミッドナイトでは緩くニコニコ動画のいじられキャラを演じる。
打倒ヤマコウがモットーなのか!?
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